時短家事おすすめ本

脳科学の観点から家事の効率を上げるコツを考えてみた。時間を区切って脳のギアを上げていこう

掃除機をかける女性

家事を効率よくこなしたいのに、ついダラダラしてしまう。

子どもが寝た後も家事が沢山残っていて、寝るのが遅くなってしまう。

そんな方は、脳のギアが上がっていないから家事効率が悪いのかもしれません。

今回は、脳神経外科の専門医である築山 節先生が書かれた「脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)」を読んでみた感想から、家事の効率を上げるコツを考えてみたのでご紹介します。

時間と仕事の量の関係を意識することが大切

著者は、本書の中で「脳の回転数を上げるには、時間の制約が必要です」と説明をされています。

脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要です。距離と時間から速さを算出する式がありますが、それにたとえて言えば、距離は仕事の量や問題の量です。何時までにこれだけの仕事をしなければならない、何個の問題を解かなければならないという状況が与えられていないと、速さである脳の基本回転数は上がりません。

これを逆に考えてはダメです。一定の基本回転数が先にあり、時間をかければそれだけの距離が出せる(多くの仕事ができる)わけではないということです。

つまり、遅くまで時間をかけて必死に家事をこなしたからといって、必ずしも能率が上がったり、たくさんの家事がこなせる訳ではないという事なんです。

びっくりですよね!あんなに時間をかけてあくせく動いているのに、実はそれが家事の効率が上がらない原因だったなんて…。

確かに、学生時代の勉強で考えてみても、ダラダラと家で机に向かっているときよりも、テストで90分と時間を区切られている方が、頭も回転してクリアになっていた記憶があります。

この本の原理に家事を照らし合わせて考えてみれば、がむしゃらに長時間家事をし続けるよりも、「何時までにこれを終わらせよう」と時間を区切って家事をした方が、効率も早さもぐんと上がるという事なのです。

脳のギアを上げるには、まず身体を動かしてウォーミングアップ

女性の手手足を動かすことは脳のギアを上げることにつながる

家事を始めるのがおっくうな時間帯といえば、まず思い浮かぶのは朝ですよね。

目が覚めないままぼーっと過ごしているうちに、気がつけばもう子どもを起こす時間!なんて日もよくあります。

そんなときには、まず手や足、口、目といった身体を動かすことから始めるのが良いのだそう。

  • 朝日をあびて背伸びをする
  • 「おはよう」と声を出す
  • 目を動かしてニュースを見る
  • 軽く足踏みや散歩をする

こうやって身体を動かしたり五感を意識することで、次第に脳の回転数が上がり、家事モードへと頭が切り替わりやすくなります。

ちなみに私が試してみて良かったのは、ラジオ体操。

著者が書かれているとおり、身体を動かすと自然と脳も目覚めてやるべき家事が見えてくるので、不思議です。

時間を区切ることで、家事をテキパキこなせるようになる

タイマーゲーム感覚で取り組んでみると良いかも

そうしてウォーミングアップが終わったら、時間を区切ってメリハリをつけて家事に取り組んでみましょう。

「お皿洗いはおっくうだけど、10分で終わらせてみよう」

「大分慣れてきたから、今日は5分に挑戦してみよう!」

そうして時間が短くなればなるほど、脳は回転数が上がって、家事の効率もあがります。

なんだかゲームのレベルアップみたいで、楽しいですよね♪

慣れてくると、「5分あるからトイレ掃除をしておこう」というように、時間の使い方もうまくなるのが感じられました。

脳のギアが上がっているうちに、雑用も終わらせるのがコツ

皿洗い疲れを感じる前に洗ってしまうのがコツ

また、本書によると、脳の回転数はいったん上がると、しばらくギアの上がった状態が続く性質があるそうです。

確かに、集中して仕事を終わらせたあとには、しばらく興奮状態が続いていてテキパキと動ける経験が私にもあります。

著者がオススメしているのは、そうして脳の回転数が上がっているうちに、雑用もこなしてしまうこと。

家事に当てはめて考えてみれば、ちょっとしたお皿洗いや、掃除などでしょうか。

脳の回転数が落ちて疲れを感じてしまう前にパパっと雑用を済ませる習慣をつければ、家事が溜まって手が付けられない…という事態を防ぐ事が出来そうです。

家事は理想的な脳トレでもある

料理を作る女性複数の料理を同時進行で作るのは脳のトレーニングにもなる

また、本書では家事についても具体的に触れられていました。

著者によると、家事をテキパキと片付けるために段取りを組み立てるのは、理想的な脳トレでもあるそうです。

家庭内の仕事を積極的にこなすことで、前頭葉の働きを維持して脳機能の維持にも役立つのです。

毎日毎日繰り返しで退屈な家事ですが、時間を意識しながら工夫を凝らすことで、脳自体も若返りが出来るとなると、また違った取り組み方が出来そうですよね◎

脳科学を取り入れて、家事の効率を加速度的に上げていこう

「家事がいつまでたっても終わらなくて、だるい」

「やらないといけない家事があるのに、重い腰がなかなか上がらない」

今回本書を読んでみて、そうした日々のもやもやとした気持ちにも、きちんと脳科学に裏付けられた行動心理が当てはまることがわかりました。

ちょっとした心がけ次第で、面倒な家事が効率よく終わらせられるなら、試さない手はないですよね。

「自分に向いていそうだな」と感じましたら、ぜひ試してみていただけると嬉しいです。

今回ご紹介した本はこちら

今回の記事では家事に当てはめてご紹介しましたが、本の中ではより具体的に脳の働きについて説明されています。

読みやすくぐいぐい引き込まれる内容でしたので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね◎

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