「散らかった部屋を見ても、どこから片付けていいかわからない」
「どうしても献立がうまく立てられなくて、毎日キッチンで頭を抱えてしまう」
そんな風に家事に苦手意識を抱いて、無意識のうちに日々のストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、家事は苦手分野です。
すぐに部屋も散らかるし、容量が悪いので献立もうまく立てられないし、掃除も苦手ですぐにほこりを溜めてしまいます。
お客さんが来た時に散らかっている玄関に気づいて、お話ししながら靴を揃えるなんてこともしょっちゅうです。
なので、「そんな自分を変えたい!」という思いもあって、この時短家事ブログを始めました。
そんな私が家事について学ぶ中で得た気づきが、「ストレスを感じる家事こそちゃんと向き合って、時短の仕組みをつくるべき」ということ。
人には、性格によって向き不向きというものがあります。
たとえば学校の勉強だと、文系の人が数学が苦手だったり、理系の人が国語が苦手だったりします。
得意なものは取り組んでいても楽しいし、意識しなくても要領よくこなすことが出来ますよね。
だからこそ、自分が苦手な家事を知って、まずそこから時短の仕組みを作っていくのです。
そうすることで、日々の家事ストレスはぐんと楽にすることが出来ますよ。
今回の記事では「自分の家事ストレスを明確化して、時短の仕組みを作る方法」をお伝えしていきます。
家事ストレスを撃退!苦手な家事に時短の仕組みを作る具体的行動を紹介します
Step1・苦手な家事を紙に書き出してみよう
あなたの日々のストレスは、一体どこから来ているのでしょうか?
それをはっきりさせるためには、一度紙に書き出してみるのが一番です。
実は、頭の中で考えているだけでは、人の考えはいつまでたってもまとまりません。
箇条書きで紙に書き出して、それを目で見ることで、自分の頭の中のモヤモヤとした思いをラクに整理することが出来ますよ。
実際に、私の例を載せてみますね。
こんな風に、家事に対して「しんどいな、ストレスだな」と感じた時には、紙に書き出して考えを深堀りしています。
思いついたらすぐに書き出せるように、机の上に開いたままのノートとボールペンを置いていると便利ですよ。
「どんなときに家事ストレスを感じるのか」→「なぜそうなるのか」→「解決するにはどうすればいいと思う?」という風に、自分が書いた内容に対してどんどん質問を投げかけるようにメモを増やしていきます。
そうすると、だんだんと思いが深掘りされて、意識の奥底に眠っている本当にやりたい事や、頭で考えるだけでは気づけなかった解決策が見えてくるのです。
深掘りが難しい方は5W1Hを投げかけていこう
「質問ったって、具体的にはどうすればいいの?」
そんな方は、昔英語の授業で習った「5W1H」を思い出してみてください。
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
この中でも、特に私が良く使うのはWhy(なぜ)そしてHow(どのように)です。
悩みを深掘りするときには、メモに対して「なぜ?」を5回くらい問いかけていくと、どんどん真相に近づいていきます。
そうして、解決策を具体的に探すときには、「どのように?」を同じく5回くらい問いかけていくと、行動しやすいレベルにまで細かく書き出すことが出来るんです。
これを、紙に書かずに頭の中だけで考えるのは大変です。
すぐに脳のパワーが消費されてしまうので、疲れて考えられなくなって後回しにしてしまいます。
ぜひ、騙されたと思って手を動かして、頭の中の家事ストレスを視覚化してみてくださいね。
書き心地の良い筆記具を使うとなお良し◎
書き心地が悪いとそれもストレスなので、紙は「アピカ プレミアムCDノート(方眼罫-A5)」、ボールペンは「ジェットストリーム0.38」を使用しています。
するする書けて、ストレスフリーですよ◎
このあたりは、自分が好みのものを選んでみてくださいね。
Step2・方向性が見えてきたら、時短方法を徹底的に調べよう
さて、紙の上で家事ストレスが具体化されてきたら、今度は解決策を徹底的に調べてみましょう。
上でご紹介した私のメモの場合。
私は「部屋が散らかったり汚れているとイライラする、でも掃除や片付けは面倒で苦手」という事が書いてみてわかりました(汗)
片付けの場合、物が散乱していると仕分けるのが面倒だし、どこから手を付けていいのかわからず、後回しにしてしまっているようです。
なので、とりあえず仕分けなしで考えなくても床が片付くように、「放り込むだけでOKなカゴがあればいいのかな」と気づくことが出来ました。
また、掃除の場合だと、ほこりがすぐに溜まって、喘息もちなので咳が止まらなくなったり、くしゃみが出るのがストレスです。
また、子どもがはしゃぐたびに「ほこりが舞い上がるから」とイライラしてしまっていました…。
使い捨てのモップやダスキンも試してみたのですが、ほこりがたっぷりついたモップを収納したり、洗ったりするのも面倒で最近はずっと使われていませんでした。
「ほこりがついても手入れがラクな便利なモップってないのかな~」というのが、私の一番の希望です(笑)
具体的な解決方法が思いつかない場合は、インターネットを駆使してみんなの知恵を借りてみましょう。
また、私もこのブログでカテゴリ別に時短家事の方法をまとめていますので、参考にしていただけたらとても嬉しいです◎
Step3・タスクを細分化して、確実に実践していこう
悩みと解決策まで書き出すことが出来たら、せっかくなので確実に実践していきましょう。
ここで行動できずに後回しにしてしまうと、家事のストレスはいつまでたっても解消されません。
確実に実践するためには、「やるべきタスクを細分化する」ことが大切です。
例①私の場合「片付け編」
例えば私の場合、「片付けが苦手だから放り込み収納に変える」と決まりました。
これを達成するために必要なタスクを、細分化してみましょう。
- 家の中で余っている大きめのカゴがないか探す
- 外出した時に、使えそうなカゴがないかチェックする
- カゴを手に入れたら、実際に設置して放り込み収納してみる
- 使い心地をチェックして、問題があればまたメモに書いて検討
となりますよね。
結果、今回の場合、私は家の中で余っている洗濯カゴを見つけたので、おもちゃの放り込み収納に使いました。
マクドナルドのおまけからパズルやトミカ、ぬいぐるみまでごっちゃに入っていますが、子どもたちは問題なく遊んでくれます。
「このカゴに入れるだけ」なので子どもたちも自分でお片付けしてくれるようになったし、私も部屋に物が散らばらず家事ストレスが激減!
「発想が広がって、異なるおもちゃ同士を組み合わせて遊ぶ」という思わぬ利点もありました◎
例②私の場合「掃除編」
掃除では、ほこりが気になるけどモップの管理も苦手だから、「使いやすいモップを探そう!」と決まりましたよね。
このときするべきタスクを細分化すると、次のようになりました。
- 使いやすいモップの条件を書き出してみる
- インターネットでほこりとりモップの口コミを探す
- SNSでモップの口コミを探す
- 楽天市場でモップを検索してみる
- Amazonでモップを検索してみる
- いいものが見つかったら、購入する
- 届いたら、すぐ使ってみる
「とにかくググって情報収集する」のが主ですが、細分化するとさらに行動しやすくなりますよね◎
このように細分化して行動した結果、とてもよい商品を見つけることが出来ました。
羊毛で出来たウールダスターで、ふわっふわの毛がほこりを綺麗に絡めとってくれます。
さらにお洗濯も不要で、屋外に出て柄を両手で挟み、くるくるっと回すだけで埃がとれて綺麗になるんです!
これ本当、めちゃくちゃ便利!
インテリア系のブロガーさんがSNSで紹介されていて、楽天市場で購入しました。
もし悩みを書き出さずに思考停止して使い捨てモップを使っていたら、今も埃まみれのモップの収納にストレスを感じていたことでしょう。
具体的に書き出して行動したからこそ、自分にぴったりの時短アイテムと出会えたんだと思っています◎
紙に書き出して具体的に行動することで、ストレスの多い家事はどんどん時短していける
家事がしんどいのは、今や当たり前の時代ではありません。
世の中には情報が沢山あって、それを手軽に得られるスマホやタブレットもみんなが持つようになりました。
けれど、忙しい日々の中では「何をどうしたら解決するのか」わからずに、ひたすら家事ストレスに耐え続けている方もまだまだ沢山いるのが現状です。
「しんどい。でも何をどうすれば解決するのかわからない」
そんなときは、まず紙に書き出してみましょう。
しんどいときは、頭の中もストレスがいっぱいで疲労しているものです。
その疲れた頭でぐるぐる考えないで、手を使ってどんどん思いを書いていきましょう。
そうすれば、おのずと解決策や時短方法が見えてくるものです◎
「苦手だから」と家事ストレスに「見て見ぬふり」をしないで、一歩行動してみましょう。
そうすることで、少しずつ日々のストレスをなくして、時短家事に取り組めるようになりますよ。
無理せず、焦らず、ラクして楽しく日々を過ごしていきましょうね◎
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